台風が来て天候・気圧が不安定な中、寒暖差などにより体調不良を起こしやすい時期が来てしまいました。

体調管理には特に気を付けていきたい季節ですね。

さて、今回紹介する装具はアキレス腱断裂後や踵骨骨折後など、足関節を伸ばした状態(つま先立ち)を維持して、

体重をかけていくことを目的とした短下肢装具です。

下腿部に対して内外の両側に支柱があり、足関節を中心に角度の変更ができます。

つま先立ちから治療経過に応じて足底部の楔を抜いていき、

足関節を徐々に直角に戻して、本来の歩行・体重荷重に近づけていきます。

損傷した踵骨やアキレス腱が完全に治癒する前に、足をついて歩行ができるため、

早期リハビリ・早期退院に貢献します。